Evernoteが日本でOneNoteより逆転している件

検索結果を見る限り、Evernoteの勢いが強いですね。日本では。2008年の6月に公開ベータ版が公表されてからもなお、進化のスピードはすさまじいものがあります(iPhoneとの親和性は高いし、APIを公表し始めたし。)。

「インポート(I) → Microsoft OneNote 2007(O)」という項目があることからして、完全に乗り換えのターゲットにされているOneNoteですが、この先どう進んでいくのでしょうか?

Google検索の結果(2009年1月6日)

全体 件数 英語 件数 日本語 件数
OneNote 5,390,000 &lr=lang_en 2,500,000 &lr=lang_ja 210,000
Evernote 1,160,000 &lr=lang_en 689,000 &lr=lang_ja 518,000
OneNote -Evernote 4,940,000 &lr=lang_en 4,150,000 &lr=lang_ja 253,000
-OneNote Evernote 1,060,000 &lr=lang_en 645,000 &lr=lang_ja 537,000
Onenote Evernote 53,700 &lr=lang_en 40,800 &lr=lang_ja 3,370

残されたキラーコンテンツって何でしょ?
私は「再生部分を表示」が強烈に便利なので使っています。

参考記事:
ITmedia PCUPdate:OneNote詳細実践編――オーディオ録音と音声メモ
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0402/24/news072.html


一般的には、Outlookとの連携とこの「ビデオとオーディオの音声同期」の2つが強みなのだと思います。この2つが落ちれば、Evernoteの開発スピードと勢いにかなわないように思えます。


==以下、Evernoteの感想==
Windowsクライアントが3.0.0xxxになってしばらくしてから使い始めまた。Tapeの概念がTeddly Wikiみたいで良い感じ。ノートの枠でガチガチなOneNoteは正直古い。

ここがイヤ!

クライアント版の日本語検索がタコ!!

「本文」「本文部分」というデータがあっったとして、「部分」では検索に引っかかってくれない(現ver 3.0.0.981)。分かち書きの考え方で検索をしているのか、空白文字が頭にないとうまくいかないらしい。

ところが、Web版のほうはしっかり検索に引っかかってくれる。文字情報メインなら、無償上限50MBにかからないだろうから、Web版の使い勝手くらいがちょうど良い。


deta.exbが何かイヤ!
どっかの記事でGoogle Desktop Searchの検索対象にすれば、中身まで検索してくれるとあったが、うまくいかないぞー。(もちろん、Windows Searchでも駄目)。検索できないのは何かイヤ!!